アシカの子供たちが海辺で遊んでいるところを、シャチが浜に乗り上げて物凄い勢いで捕食していきます。アシカたちが抵抗する暇もなく食べられていく姿を見ると思わず同情してしまいそうです。しかしシャチにとっては生きるための食事。この動画を見てもし可哀想だと感じるなら、私たちがハンバーガーを食べるとき、いったいこの肉がどこから来ているのか考える必要があるでしょう。

孤立した 氷床の上にいるアザラシを水の中に落とすために、５匹のシャチが驚くべきチームワークをもってアザラシを落とします。一体どうやって言葉を用いずにこの様な計画と、完全にシンクロした動きが出来るのか不思議で仕方ありません。サメのような鋭い歯を備えた肉食性と、世界で二番目に大きい脳みそ（一位はクジラ）を持つ賢いシャチ。総合的な強さでは海の生態系の頂点に立っていると言って過言ではないでしょう。

動物の運動能力の高さに人間はかないません。チーターは、四肢動物では走行速度が最も速い種とされ、走行してから2秒で時速72キロメートルに達し、最高時速は113キロメートルになることが記録されています。しかし全力疾走できるのは約400メートルで、さすがに全力で長距離を走ることはできないようです。なお、頭部や顎の力が弱く、獲物の骨などは噛み砕くことができないため残す場合がほとんどだそうです。