ニシキヘビ（パイソン）は世界最長のヘビと言われており（重量を入れた“最大”はアナコンダ）、中でも動画に出てくるアミメニシキヘビは、ニシキヘビ科の中でも最大種です。
通常、カエルや爬虫類、鳥類、哺乳類などを捕食しますが、なんと動画ではまだ生きているワニを捕食しています。さすがにワニを一飲みするわけにはいかないようで、時間をかけてゆっくりと、胃の中に運んでいきます。ワニは身体の半分以上を飲み込まれたあたりから完全に動かなくなりました。もしかしたらまだ子供だったかもしれません。

一匹のハチが地面に空いた穴をのぞくと、そこはなんと猛毒を持つタランチュラの巣。タランチュラは地上に這い出ると威嚇のポーズを取ってハチを脅しますが、ハチは一歩も引きません。ついに生きるか死ぬかの争いが始まりました。戦いの途中で一旦お互い休憩に入ったり、ハチが学習してクモの背後を取るようになったりと、まるで意思を持った動物のようです。果たして勝つのはどちらでしょうか？

“森の戦士”の異名を持つ肉食性のサファリアリ。とても凶暴なアリで、獲物を探すために集団で森を移動します。一度食らいついたら決して離れない強靭なアゴ、あっという間に這い上がるそのスピード、そしてなにより圧倒的な数のために、森に暮らす人間からも恐れられています。動画ではなんと猛毒で知られるアオヘビまでもが餌食になってしまいました。