バッファローの群れが水を求めて湖畔にやってくると、そこには運悪くライオンたちも居合わせていました。バッファローの群れは逃げるも時すでに遅く、一番遅れを取った子供のバッファローがライオンに襲われてしまいます。撮影している人たちはすっかり死んだものと嘆息をもらしましたが、なんと数分後に信じられない展開が。

コヨーテは日本では聞きなれない動物ですが、オオカミとイヌの中間を取ったような動物のことです。古くから北アメリカに広く分布しており、先住民族にコヨーテは「精霊」として神格化されていました。動画では一匹で行動していますが、ペア、または小規模な群れで活動することもあります。この雌コヨーテはお腹をすかせて新鮮な死骸に飛びつきましたが、遠くでオオカミたちが見ていることに気づかず、一分後には自分が食べられてしまいました。

ホッキョクグマは、ただ力が強いだけではなく、とても賢い生き物でもあります。動物の動きを読んで、先読みすることも出来るのです。アザラシにとって、ときどき空気を吸うために水上に上がってくる行為はあまり良い考えとは言えません。なぜならそこにお腹をすかせたホッキョクグマが狙っているかもしれないからです。完璧なタイミングでホッキョクグマは、空気を吸いにきたアザラシを捕らえました。