人間がまだサルに近かったころ、大きな脅威となっていた動物のひとつがワニだといいます。
そして同じように、水辺に集まるサルもまた、ワニの餌食になってしまう姿が多々見られます。
この水辺のバブーン(ヒヒ)も、水を飲みにきたところを、頭からバクリと噛まれてしまいました・・・
しかし、このバブーンは違ったようです。小柄なバブーンですが、相手のワニも小さかったのも幸いでしょう。
バブーンの取った行動は大変賢いものでした。
相手のワニの頭にのり、目をふさいだのです。
もう少し大きなワニであればすぐに沼地へ引きずり込んだのでしょうが、この目の上にのる作戦が成功。バブーンは無事に逃げることに成功しました。