インドリ。マダガスカル島の聖獣が人間から葉っぱをもらい食べる貴重な姿【番外編】

絶滅が危ぶまれる動物は沢山いますが、そのなかでこのインドリは、なんとか後世まで生き延びて欲しい生き物の1つです。

神聖な生き物として土地を守ってきたインドリ。その野生のインドリが人間の手から葉っぱを食べる貴重な映像です・・・

インドリby Frank.Vassen.
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インドリとは聞きなれない名前ですが、マダガスカル島だけに生息する猿の一種です。

マダガスカル島自体、アフリカ大陸から切り離され、独自の、そして原生の姿を今に伝える奇跡の場所。

そのなかでも人間から“聖獣”として扱われてきたのがこのインドリなのです。

マダガスカルのインドリphoto by AnSchiebe

彼らは“祖先の化身”と考えられ、伝統的にも、そして法的にも狩猟の対象外となっていました。

現地では「ババコトゥ(父の子)」と呼ばれ、槍を投げると正確に投げ返してくるとも言われ畏怖されていたインドリ。

そんな保護下にあったからでしょう。

野生のインドリでさえも、人間を敵と見ず、差し出された葉っぱを受け取り食べているのです。貴重な映像ですよね。

マダガスカルの開発により住処を追われて数を減らし、絶滅も危ぶまれているインドリ。どうか絶えずに生きながらえて欲しい生き物の1つです。

インドリが葉っぱをもらい食べる

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インドリって、1768年にヨーロッパ人がマダガスカルを調査しにいったときに、現地の人がインドリを見て「エンドリナ」!と叫んだのを「インドリ」と聞き違えて名づけられているんだよ。でも、この「エンドリナ」、本当はインドリの名前を叫んだんじゃなくて「ご覧なさい!」って意味なんだよ。だからインドリという名前は、現地の呼び名でも、発見者の名前でもなんでもなく、ただの「ご覧なさい」なんだ。
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