イソギンチャクの捕食シーン。海草のような見た目でタコや魚を仕留める毒使い。

イソギンチャクといえば、まるで海草のようにフワフワとした物体。

もはや植物ですといわれもなんの違和感もない生き物です。

しかし、このイソギンチャク、実は魚や甲殻類をも捕食する生き物であることをご存知でしょうか?

タコとイソギンチャク

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そもそもイソギンチャクとは、サンゴ亜網に属する生き物で、柔らかな身体を持つ無脊椎動物です。

目もなく思考するとも思えないこんな生き物がどのように捕食をするのかというと、それは口の周りにある触手に毒あるから。

生き物が近づいてきてこの触手に触れると、そこから毒を注入し獲物を弱らせ、中央にある口で捕食するのです。

紹介する1つ目はタコ。

優秀なハンターであるタコですら、時としてイソギンチャクの獲物となります。

イソギンチャクに毒を回されたタコは、頭の形がぼこぼこと腫れているのが良くわかります。

そしてもう1つが魚。

毒を受けているこの魚は、尻尾の先をちょっとだけつままれているだけなのに、抵抗をするものの逃げ出すこともできません。

イソギンチャクの毒は、一部を除いて人間には影響を与えない程度なのであまり「毒」のイメージがありませんが、実はこんな一面もあるんですね。

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ディズニーのニモで有名なクマノミ。黄色のボディにまるっこい尾ひれなどが可愛い人気の魚だよね。彼らだけはイソギンチャクの毒に耐性があり、イソギンチャクから狙われることがないんだ。だからクマノミはイソギンチャクを住みかにしているんだって。「クマノミとイソギンチャクの共生」って言われるけど、イソギンチャクにはそれほどのメリットは無いらしいよ。
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