ハクビシンに襲われて命を落とした子猫を、親猫が食べています。食べる理由は、死臭につられて捕食者を呼び寄せ、他の子猫を危険に合わせないため、死後病気を蔓延させないためなど。野生として生きる以上は、どうしても必要な手段なのです。
同じような行動を、ライオンも取っているんだ。ライオンの子どもが象に踏まれてしまったとき、母親のライオンはその子どもを食べたんだよ。ライオンの場合、チーターやヒョウなど同じような肉食獣が生息しているという、捕食者がいるということと、子どもを何匹か産むため兄弟がいるということがそうさせているんだろうね。