生命の源、水。
サバンナなどの乾燥地帯では、ありとあらゆる生き物が、その水辺に集まります。
そこで繰り広げられるのはまさに生命の営みの縮図。登場人物が多くて面白いです。
長いので捕食のポイントをいくつか。
3分~
ワニがインパラのようなものを食べています。食べる際に水中で回転し獲物を引きちぎる様子が良くわかります。それにしても、ワニとカバまみれですし詰め状態です。
良く見ると、どさくさのなかワニがカバに噛み付いていますね。
4:20~
これはお決まりの光景でうすね。親子でおいしそうに水を飲む姿。もちろんこの泥水のなかにはワニが潜んでいます。こどものほうを狙うかと思いきや、まさかの親狙いです。ちょっとこのワニには大きい獲物だったかもしれません。
そのままたてつづけにインパラのオス。これは、相手が悪かったようです。
5分~
ワニの大群のなかにいるカバの赤ちゃん。
もちろん、大きさや力的にはワニのほうが勝りますし、捕食をすることはたやすいでしょう。
しかし、親カバの恐ろしさを知っているワニは、カバの赤ちゃんに手を出しません。親のカバも、それを知っているのです。
6分~
ワニのいる水辺でノドを潤すことを避け、周囲を掘って、水にありつく動物たちもいます。そんな水場も、小さな動物たちには奪い合いのようです。ヒヒや、インパラ、イノシシやヤギが水を摂り合います。
7分~
手前で水を飲む草食動物の奥が、なにやら騒がしく動いています。猿の群れの1匹が、どうやらワニに捕まってしまったようです。
命からがら逃げ切りますが、どうやら手が千切れそうな状態。このままでは長生きすることは難しいでしょう。
そして今度は、別の小さなワニが猿の子どもを捕まえたようです。
しかし、水の中にいては他のワニに横取りされてしまうため、また陸地へ戻ってきます。もちろん母親のヒヒが見逃すわけはありません。攻撃を与え、もう冷たくなってしまったであろうわが子を取り返します。
・・・この映像、まだ先にも見所がたくさん。
是非、腰をすえて、じっくり見てください。どの生き物も、本当に必死に生きているのが伝わってきます。
サバンナなどの乾燥地帯での捕食