1匹のワニがうなぎを狙っています。小柄なワニ、大きなうなぎ・・とはいえ、相手はただの魚です。ワニが負けるはずがありません。
・・とワニがうなぎに触れたその瞬間!ワニの体が痙攣し始めます。そう、このうなぎ、電気うなぎだったのです。1匹の魚で800vもの発電をする電気うなぎ。
馬をも一瞬で感電死させることもあります。しかし、このワニ、あろうことに、感電をくらってもさらに捕食しようとがんばるのです。その涙ぐましい努力は報われるのでしょうか。。
電気ウナギって筋肉細胞が発電板になっているんだけど、頭のほうがプラス極、そして尻尾のほうがマイナス極になっているんだ。肛門より後ろはほとんど発電装置みたいなもんなんだ。ちなみにナマズにもデンキナマズっているけど、あれはウナギと逆で頭がマイナス極、尻尾がプラス極なんだよ。