氷の穴からアザラシが顔を出す瞬間を狙った、シロクマの緻密かつダイナミックな狩り技術。

氷上の大地で、何故かおかしな恰好をしているのは1匹の白熊。
白熊
なぜこんな恰好をしているのかというと・・・・

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氷にできた隙間の穴から、アザラシが出てくるのを待ち構えているのです。
aszarashi
アザラシが氷の下にいることを確認した白熊は、気がつかれないよういったん離れます。

そして、アザラシが氷に近づいたその瞬間!
aaa

氷の穴めがけて飛びかかります。
kuma

ここからは氷上と氷下のプロレス状態。アザラシもすごい抵抗なのでしょう。白熊の奮闘振りからうかがえます。
ma
氷の大地で、敵なしの白熊。しかし、もしかしたら1日待っても穴から顔を出すことはないかもしれないような状況のなか、ギリギリの狩りをしているんですね。

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アザラシが出てくるまで待ち続けるシロクマだけど、ひたすらに待つというのは日本人の特長だよね。ラーメン家、新発売、ゲーム、昼間の銀行。とにかく待つことが得意な日本人。でも、電車の遅延なんかに1番厳しいのも日本人なんだ。自分の都合では待てるけど、時間を邪魔されるのは許せない日本人。矛盾をしているようだけど、「執着する」という意味では筋が通っているのかもしれないね。
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