赤ちゃんを持つ動物にとって、その巣から外に出ることは命がけです。
赤ちゃんは他のハンターにとって恰好の餌食。小さな子どもをつれて出かける先には、どんな危険があるかわかりません。
そしてこのスンクスは、そんな子どもたちを守るため、こんな可愛らしい方法を編み出したようです。
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画面に見えるのは1匹の蛇に見えるなにか・・・
この黒く細長い物体、なにやらすごいスピードで動いています。
もうすこし近づいてみますが・・・全体に対して頭が大きくでかいのがわかります。
さらに近づいてみると・・・
なんとなく見えたでしょうか?コレ実は、トガリネズミがくっついて移動している状態なのです。
お母さんを先頭に、尾っぽをくわえ、一列で移動するトガリネズミたち。
子どもをすばやく、無駄なく移動させるための方法なのです。この連なって移動するさまは“キャラバン”といわれます。
ちなみに鮮明な画像で見るとこんな感じ。
一度ぴたりと止まってから動き出す様子とかを見ると、本当にムカデ競争のように息がピッタリですね。
トガリネズミによるキャラバン
このトガリネズミ、体が小さいのにエネルギーの消費が激しく、餌を食べ続けなければ数時間で餓死してしまうそうだよ。飽食のこの時代に、なんて大変な運命なんだとおもってしまうね。人間は毎日の食事に感謝するが良いよ。