あり地獄の“中身”がえさに食らいつくのは本当に一瞬です。その一瞬のために、穴のなかでアリが迷い込むのをじっと待ちます。アリも必死で逃げようとしますが、穴のなかからさらに砂をかけられて、足が取られている間に引きづり込まれてしまいます。この穴の中身は、ウスバカゲロウの幼虫。成虫になるまで穴の中で過ごし、成虫になってからは2〜3週間しか生きられないそうです。
お笑いコンビに「極楽トンボ」っていたよね。今は大人の事情で加藤さんだけが活躍している状態なんだけど、あの極楽トンボって、じつは「アリジゴク」をある地域で呼ぶ際に使う言葉なんだよ。他にも神様トンボっていう呼び名もあるんだ。