オセロットという生き物をきいたことがあるでしょうか?
猫科の動物の中でも、非常に美しい見た目、優雅な野生の猫なんですが、その美しさゆえ乱獲が続き絶滅が危惧されている生き物。
そんなオセロットの貴重な、そして猫としては意外な狩りシーンの紹介です。
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パッと見はヒョウのような感じですが体長が180cmにもなるヒョウと違い、オセロットは大きくても90cmほど。そんな小型の肉食動。
そんなオセロットですが、狩りの仕方は、なんだか猫らしくないところも多いのです。
その1つは鼻。他の猫が動体視力や眼を使うなか、眼もいいだけでなく鼻も使って匂いを辿る・・ということが判っています。なんだか犬のようですよね。
実際狩りの映像のなかでも、ネズミを狩ろうとしているのですが、木の中に入ったり、土に入ったりして隠れてしまうので、いったん姿を見せずに、ネズミが移動したところを匂いで辿り追跡しているのがわかります。
そんなオセロットのもう1つの猫らしくない特長は、「水」が得意であるということ。
通常の猫は水が苦手。しかしこのオセロットは、上手に泳ぐことができるのです。
そんな猫らしくない一面をもつオセロットですが、容姿はどんな猫よりも猫らしく美しいうえに優雅。まさにザ・美猫です。
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うーん。見れば見るほど美しいですよね。
でも、時にはこんな「困ったニャ」的なかわいい表情もみせてくれるようです。こんな顔されたらなんでも許してしまいそうですね。
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オセロットの狩り動画
このオセロット、インディアンに1番使われていた言語であるナワトル語の「ocelotl」が由来になっているんだけど、このナワトル語、他にもこんな言葉の語源になっているんだ。たとえば「チョコレート」。これはもともと苦い水を意味しているんだよ。それから「トマト」。これは似て非なるって感じだけどホオズキを意味しているんだ。あとはね、「アボカド」。これは睾丸を意味しているんだって。アボカド美味しい!なんて言えなくなってしまうよね。