ユキヒョウによる狩り・・・垂直に近い崖を全力で走るユキヒョウと獲物の鹿がかっこよすぎる!!

ユキヒョウ(スノーレオパード)・・・その“ユキ”の名の通り、美しく、そして非常にかっこいいネコ科ユキヒョウ属の動物です。

そんなユキヒョウが、90度にちかい崖を駆け下り獲物を仕留めようとする映像。貴重なので是非ご覧ください。

雪ヒョウphoto by Macpedia
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何故貴重なのかというと、基本ユキヒョウが狩りをするのは夜。夜行性だからなのです。

普段はアフガニスタン・インド・ネパールなどの北部に生息しているのですが、生息地でもなかなか姿を見ることができないので、その遠吠えを、雪男の声と勘違いしたなんて話もあるくらいのユキヒョウ。

たしかに生息地がこんな崖で、さらに夜行性であればなかなか撮影は難しそうです。

ユキヒョウphoto by Bernard Landgraf

それにしても、本当に美しい姿。

美しいものは滅びる運命にあるのか、このユキヒョウもまた絶滅危惧種です。

その毛皮用、骨は薬用、さらに現地の人にとっては家畜を襲う害獣でもあるので、そのために駆除されてしまったりするのだそう。

きっと骨が薬っていうのは“サイの角の漢方薬”と同様になんの効能もないようなオチなんでしょう。サイもまたこの効能のない薬のための乱獲により絶滅の危機にいます。

絶滅対策として動物園での繁殖などはしているものの、現地のやつを守るという意味ではあまり有効な手立てはない状態でしょう。

ユキヒョウの子どもphoto by_TambakotheJaguar2

こちらの映像、全部で10分ありますが、最初の1分ちょっとに狩りのシーンは詰まっています。

ほぼ垂直の壁を駆け下るユキヒョウ。

逃げているのは1匹の鹿です。どちらも崖での生活を得意とするのはわかりますが、それでもあんな状況でゴロゴロと転げ落ちることにならないというのは感服です。

一度、崖の中腹で獲物に手が届いたユキヒョウ。獲物である鹿はこのまま捕食されてしまうのでしょうか・・・?

ユキヒョウと獲物の鹿がかっこよすぎる!!

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餌の少ない環境のためユキヒョウの行動範囲はとっても広いんだ。その生息密度は1000k㎡あたり5頭ともいわれているんだよ。ちなみに人口密度と言えば日本ってすごい高いイメージがあるけど、1番高いのは7,481人/k㎡でシンガポール、日本は19位の337/k㎡なんだ。案外余裕あるよね。ただし、都市になると話は別。東京と横浜は4,400/k㎡になってどの都市よりも人口密度が高いんだ。
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