1匹のナマケモノが、木の上でのんびりしています。しかし、木の下には1匹のピューマが・・・ピューマはナマケモノに狙いを定めると、爪を研ぎ、一気に木の上までのぼり始めます。(よくあんなまっすぐで枝のない木に上れるものです。)
ナマケモノは、あっけなくピューマに捕まってしまいますが、無表情、ノーリアクション・・・もちろん、顔に出さないだけで、必死に木にしがみついているのでしょう。しかし捕まったときの表情は、なんとも安らか。あまりに可愛い表情でどうにか助けに入りたくなってしまいます。
むかし、16世紀にヨーロッパに初めてナマケモノが紹介されたとき、あまりに食べ物を食べないから、「風から栄養を摂取している」と思われていたんだよ。実際は数gくらいの葉っぱを食べているんだけどね。それにしても風から栄養を得るなんて、なんか良い発想だよね。