海に行くとあちこちにいる貝たち。海の中岩にへばりついたり、砂になじんだりして、そもそもほとんど動かないですよね。
しかし、こちらの貝は違いました。あろうことか魚に静かに忍び寄り、そのでかい口を開けて近づき、肴を丸呑みにしてしまったのです。この貝はイモガイという種類の貝だそう。魚が貝を食べるならまだしも、逆も存在しうるとは・・・・まさに自然の神秘です。この魚、なぜ逃げないのかというと、それはこの貝が口から相手をしびれさすものを出しているから。逃げようとしますが、ほとんど力が入っていなく、うまく動けていないことがわかります。大きくあいた口に力なく飲み込まれ丸呑みにされる姿・・なかなか痛痛しいものがあります。