百舌の早贄(もずのはやにえ)。ねずみなどの獲物を枝に突き刺し放置する珍プレー。

もし、あなたが木にネズミや虫の死骸が突き刺さっているのをみたとしたら、それはモズの仕業かもしれません。

モズは、日本全国に分布する20cmほどの鳥。絶滅危惧種のアカモズ、熊本などにいるシマアカモズ、こちらも絶滅寸前なチゴモズ、そして寒いほうにいるオオモズなどを見ることができます。

このモズ、かなり奇妙な習慣があり、捕獲した獲物を木の枝に突き刺すのです。
モズ

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木の枝にネズミが刺さってたりしたら、どこの心無い人のいたずらかと思いますが、十中八九モズの仕業でしょう。

この行動、目的は未だに不明。あとで取りに来るのかと思いきや、そのまま放置していたり、冬の間の保存食かと思いきや、やはりそのまま食べにこなかったり。

他にも、大きい獲物をちぎるために枝に刺し、食べていたけど他の邪魔者が来てしまった・・・なんて説も。

犬とかだと、大事なおやつを埋めたりしますが、そんな感覚だったら可愛いですね。ちょっと見た目はホラーですが。

モズのはやにえ動画:ミミズを枝に突き刺すモズ

 

モズのはやにえ動画:突き刺されたネズミ

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