多くの生き物の場合、捕食対象を目視し、狙いを定めてから捕獲をします。しかし、フクロウの場合はたとえ雪の下にもぐった見えない相手でも、的確に捉えることができるのです。
photo by Brisbane Falling
スポンサーリンク
それを可能にしているのが聴力。
なんとフクロウの耳は左右対称ではありません。位置が違い、さらに奥行きまで違うのです。そのため、立体的に音を聞くことが出来ます。
それだけではなく、なんとあの独特の顔が、“パラボラアンテナ”の役割りをしているのです!!
パラボラアンテナといえばこれ・・・・
photo by yellowcloud
そしてフクロウがこれ・・・・
photo by USFWS Mountain Prairie
うーん・・・確かにパラボラアンテナです。
得物のほうに顔を向けると、その独特な形の顔でわずかな音すら集めてしますのです。
こんな驚異的な耳を持つハンター、フクロウ。雪の下が見えているわけでもないのですが、的確に得物を捕らえられる理由はここにあったんですね!
フクロウといえばハリーポッターだよね。イギリスではハリーポッターが社会現象となったと同時に、フクロウを飼う人も多発したんだ。で意外と飼育が難しかったりして、野に放してしまう人が増えたそうだよ。ちなみに罰金が5000ポンドかかるので気をつけようね。