コウノトリといえば、赤ちゃんを運んでくるそんな夢のある鳥。
なんとなく白くおおきいイメージはあると思いますが、実物ってあまり見ませんよね。なかなか優雅な素敵な鳥なんですよ。
・・ただし、その捕食方法はけっこう雑だったりするんです。

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なかなか実物を見れないのもそのはずで、現在コウノトリは推定2,000~3,000羽しか生存していないと言われる絶滅危惧種。
見た目は鶴ににていますが、全長1mくらいに鶴に比べると全長約120cm弱ほど、そして翼を火遂げると160~200cm。体重も4000g~6000gになる大型の水鳥です。
こうしてみるとなかなかの迫力があります。

野生のものは中国の東北部で過ごし、南部で冬をこしているコウノトリ。たまに日本も通過するそうですよ。

このコウノトリ、赤ちゃんを運んでくるといわれていますが、これはもともと西洋でシュバシコウという鳥が赤ちゃんを運んでくると言い伝えられていて、それが日本に来る際に似ているコウノトリにすりかわってしまったのだそう。
後付的に「幸せの鳥」で「幸の鳥」なんて言ったりもしますけどね。

さて、このコウノトリ、捕食するのは鷺などと同じように小魚や、ザリガニ、甲殻類、カエルなど。
しかし、その捕食方法が意外に斬新で、水辺をつっつきまくって適当に口に入ってくるのを食べるのだとか。鯨くらい大きかったら話は別ですが、水辺においてあの鋭いくちばしでピンポイントで攻めるのかと思うとなかなか気が遠くなりますね。
美しい優雅な感じですが、高田純次ばりに適当です。
コウノトリの捕食シーン
2~3千羽のコウノトリが赤ちゃんを運んでくるとすると、1日20万人の赤ちゃんが生まれるから、1羽あたり最大100人運ぶことになるんだよ。1人休まず届け続けて1時間に4人以上のペースだね。それは絶滅も危ぶまれるわけだ。