インドネシアで、時折人が姿を消します。
それは本当に神隠しにあったように、なにも残さずに姿を消すのです。
その原因となるのが、この怪物、コモドドラゴン。
コモドドラゴン、コモドオオトカゲと呼ばれるこの種は、インドネシアの固有種である世界最大のトカゲです。
photo by Adhi Rachdian
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全長は2~3m。最大のものだと313cm、166kgにもなる巨大な固体もいたようです。
このコモドオオトカゲ、凄まじいのはその食事の様子。
待ち伏せなどをして獲物を狩るか、死臭などを敏感に感じ取りやってくるのですが、食事を終えるとそこには何も残りません。骨まで、跡形もなく食べてしまうのです。
なんでも食べる肉食動物のため、人間が襲われることもあるのだそう。そもそも巨大な体のうえに、骨まで砕く強靭なアゴと、血の凝固を妨げる毒で、きっと手も足も出ないでしょう。
もし、ツアーなどで見に行く際には、絶対に1人になってはいけません。
神隠しといえば、日本古来から伝わる現象のひとつだよね。とくに子どもが忽然といなくなるようなケースが多く、消えた子は神域に行ったと考えられていたんだ。とくに「天狗」とつく山(青森県の天狗岳や岐阜県の天狗山など)はその言い伝えが色濃く残っているんだよ。