ライオンの子どもたちが眠る巣穴が象の群れの通り道となってしまいます。母親ライオンは、必死で我が子達を別の隠れ家へ移動させますが、1匹が犠牲になってしまいました。もう助からないと解った我が子を、自ら殺す母親、そして残ったほかの子ども達のために、こどもを食べる母親。衝撃的ですが、母性にあふれ、しかも自然界で生きるための適切な判断の元に行われているように感じます。
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ここで、母親が子どもを食べている理由を説明させてもらうね。他の兄弟がいるなか、1匹でも死骸があると、そこからする腐臭、死臭で他の生き物達をおびき寄せてしまうんだ。さらには病原菌の温床になったり・・・この母ライオンは、そんなリスクを知ってか知らずか、回避する行動を取っているんだよね。