日本でもおなじみのカジキ。
色々いるカジキのなかでも、このバショウカジキは、「デカイ背びれ」を持ち、体長は「3m」を越え、「時速100キロ」にもなる「世界最速クラス」というなんとも豪快な魚です。
photo by michael.stockton
インド太平洋に広く分布し、鰯や鯵、カツオなどを捕食して生活しています。
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単独で狩りをする場合もありますが、このバショウカジキは数引きの群れで狩りをしていますね。
取り囲むように泳ぎ、エサとなる魚の群れにつっこみ、はぐれた1匹に喰らいつく・・・
photo by jidanchaomian
その狩りの手法は例えばライオンのような肉食動物と一緒なのですが、その逃げるほうも早ければ追うほうも早いこのスピード感。そして広い水中のなか360度動きまわる躍動感。
幻想的かつ、圧倒的な光景です。
バショウカジキって「芭蕉梶木」って書くんだよ。松尾芭蕉にもじられてるのかと思ったら、芭蕉の葉っぱっていうのがあって、その葉っぱに背びれが似ているからなんだって。このバショウカジキ、地域ごとに色々な呼び方があって、スギヤマとか、アキタロウとか、小学校の同級生かよ・・みたいな名前なんだ。