イルカは群れで泳ぐイメージがありますが、これほどの大群をなしているは初めてみました。カナダのバンクーバーの北西に位置するクアドラ島で撮影された光景です。
photo by Tom Kieckhefer
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逃げているイルカはカマイルカという種類の2mほどのイルカ。北太平洋の海の比較的深い場所で100頭~1,000頭の大きな群れをつくるイルカです。
追いかけているのは数頭のシャチ。イルカを捕食しようとするような生き物は、シャチか、サメしかありません。
最初は数百匹の群れ逃げていったイルカたちですが、はぐれた数頭が湾のほうへ閉じ込められてしまいます。
偶然取れたというような感じの遠目の映像なので、鮮明には見えないのですが、逆にそれが臨場感があり良い光景だったので紹介させてもらいます。
カマイルカの「カマ」は「おかま」じゃなくて「鎌」のカマだよ。背びれの形が似ているからそう言うんだって。波を切って泳ぐイルカにとってこの背びれは重要なもの。でもたまに化膿して使い物にならなくなってしまったりする場合があるんだ。そんな時、人口背びれをつけてあげる場合があるんだよ。日本では今まで2体いて、その1頭がカマイルカのラナンっていう子なんだ。



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