本来は獲物であるはずの草食獣オリックスの赤ちゃんを育てる若いメスライオンの動画です。メスライオンは普通グループで行動しますが、この動画では常にオリックスに寄り添って行動を共にしています。肉食動物は空腹との戦いですから、食べようと思えばいつでも食べられたはずです。それをしなかったということは、まさに母性愛?ライオンの常識を覆していますね。なおこの映像は世界でも話題になり、あれから子供のオリックスはサンブルNR内で保護され、現在に至るまでナイロビ国立公園に隣接する動物孤児院で暮らしているそうです。
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このほかにも、ヒョウが襲ったヒヒの子供を育てたり、肉食動物が捕食対象となるはずの生き物を育てる例は何件か確認されているんだよ。ペットだとより顕著で、ネコとネズミが一緒に暮らしたり、イヌと猿が・・・なんてのもあるけれど、空腹と戦う野生動物においてこういった行動が起こるのは、すごいことだよね。