アフリカでの日常的な一こま。獲物の取り合いです。
先にしとめたのは野生の犬、ワイルドドッグと言われるリカオン。
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集団で獲物を仕留める小型のイヌ科の動物です。
対して獲物を横取りにきたのは、ハイエナ。実はハイエナとリカオンは似ていますが、実はハイエナはネコから進化した動物。
つまり原始的なネコと犬の戦いなわけです。
パッと見てもわかるぐらい体格の良いハイエナ。実はハイエナはデカイと180cmもの体長になるのに対し、リカオンは大きくても80cmほど。1匹のハイエナに、数匹いるリカオンは立ち向かえません。
百獣の王と呼ばれるのもネコ科、森の王者の呼ばれるトラもネコ科。なかなか犬たちはネコを越えられないのかもしれません。
ハイエナとネコ、リカオンを犬、と言い切るのはすごく曖昧な問題なんだ。どちらも「ネコ目ハイエナ科」のハイエナか、「ネコ亜目リカオン科」。つまり似たようなもんではあるんだ。ただ、リカオンはワイルドドッグと言われていて、ハイエナは草原に出て行ったネコといわれているんだよね。分かりやすいネコはトラや豹などが属するヒョウ属。あれは仕草もなにもまるっきしネコだよね。