アフリカで生息する野生の犬、リカオンによる狩りの様子です。
ターゲットとなっているのはインパラのメス。必死の抵抗の末・・・泳ぐことを選びます。
photo by Jeff Kubina
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このリカオン。パックと呼ばれる群れで狩りをする生き物。
血縁関係のオスによる数頭〜30頭ほどの群れなのですが、ライオンとは違いリーダーは1頭のメスが担うのです。
池を泳ぐ事で一時的に難を逃れようとするインパラ。リカオンは犬なので、あまり水が得意ではありません。水辺からインパラの様子を見守ります。
なんとかリカオンと逆の岸にあがりますが、既におっていた傷のせいでしょうか、崩れ落ちじっと動けなくなってしまうインパラ。
なんなく回り込み、獲物にありつくリカオン。数頭の仲間も集まり、獲物をものすごい勢いで食べていきます。
本当に勢い良くがっついていますが、それはすべて他のハイエナなどに獲物を横取りされないため。
サバンナでは小型の肉食動物であるリカオンにとって、狩ってからも勝負が続いているのです。
リカオンがインパラを狩る動画
リカオンはハイエナの半分くらいのサイズなんだけど、食べる量はハイエナと同じくらい食べるんだ。それはリカオンの狩りが持久型だからなんだよ。なんと時速60kmもだして30分もの時間走り続けられるんだ。100kmだせるけど1分しか保たないチ–ターとは、そもそものスタミナが違うんだよね。食べたらすぐスタミナにするために消化も早いんだよ。