ここでは様々な動物、植物たちの捕食を紹介していますが、我々人間がどうやって狩りをしてきたかご存知でしょうか?
牧畜の技術が発展し狩りをすることは少なくなりましたが、“最初の人間”は、やはり狩りをして生きてきたのです。
人間が、体力的に動物を上回る部分が1つだけあるのをご存知でしょうか。
・・・それは実は“長距離走”なのです。
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他の多くの動物たちは、「あまりの長距離を走る」ことは生きるうえで不必要なこと。
さらには、大量に汗をかき、体温を下げることができる動物は、ヒトとウマだけ。根本的に長距離を走ることは不可能でというわけです。
人間にはその長距離を走るということが可能でした。
だからこそ、昔の人間は、石で作ったような簡易な武器で、マンモスのような大型の生き物を追いまわし続け、狩ることができたのです。
上記の能力にプラスし、人間には「未来を想像する」力があります。「あと○分くらい持つだろう・・・」、「あと○kmは大丈夫だろう・・・」その多くの「だろう」が、他の動物が不可能なことを可能にしています。
紹介するのは、走って狩りをしている映像ではありません。素もぐりで魚を狩るまでの映像です。
海洋哺乳類でもないのに、こうして長時間もぐり、魚を狩ることができるのもまた、「未来を想像する」人間の特権です。
「動物ヒト」としての能力
ちなみに世界一過酷なマラソンといわれているのは、南極マラソン。マイナス10~20度の中を7日間もかけて、総距離250kmも走るそうだよ。考えただけで凍死するレベルだね。