水辺に潜み、水を求めてやってきた生き物を狩る巨大な生き物といったら、十中八九「ワニ」という答えが返ってくるでしょう。
しかし、ヨーロッパにはその固定概念を覆す、巨大な魚がいるのです…
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その魚の名前はヨーロッパオオナマズ。ただの日本で見られるナマズはでかくても1mといったところですが、この種はなんと3mにもなる巨大種。
もともと雑食であるナマズ。虫でも魚でも甲殻類でも哺乳類でも何でも口にいれる生き物です。
そんなナマズが巨大になったら、その狩りの対象も巨大になって当然。まさかの光景ですが、陸地にいるハトを水中から飛び出し仕留めます。
陸地にいるハトもまさかワニのいる川でもシャチのいる海でもないのにこんな危険があるとは思っていないでしょう。
しかし上空からみると歴然。
縮尺がおかしいのではないかと思うくらいな巨大ナマズがハトを取り囲んでいます。
もはや狩りをしているところなんて、ワニというか、むしろ海辺にいるアザラシやペンギンを狙うシャチを彷彿とさせます。
ちなみにハトはまだこの巨大な敵をちゃんと学習していないらしく、30分に1羽も食べられているのだとか。どうぞ迫力のある映像をご覧ください。
ヨーロッパオオナマズ
ナマズといったら「地震予知」で日本では有名だよね。江戸時代では、日本列島の下に巨大なナマズがいて地震を起こすといわれていたんだ。大正におきた関東大震災をきっかけに地震とナマズの関係は進められていて、1976~1992年までにおきた震度3以上の地震87件の内、27件で異常な行動が見られたんだって。打率約3割。もう少し打率がよければ一家に1ナマズが必須になるだろうね。