ライオンのような肉食動物が狙うのは、シマウマ、ガゼル、ヌーなど草食動物であることが常。
しかし広いサバンナの世界では、ライオンが同じネコ科の肉食動物を狩ることも稀にあるのです。
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今回ライオンの捕食対象となってしまったのは1匹のチーター。
ご存知同じネコ科の肉食動物です。
通常、ライオンが狩りをするのはメスですが、このときばかりはライオンのオスが仕留めに行っているようです。やはり体格の良いオス。肉食獣のようなパワーのある獲物を仕留めにいくときはオスでないと難しいのでしょう。
ちなみにほかにもハイエナを襲う雄ライオンも確認されています。
→珍しいオスライオンの狩り映像!捕食対象は同じ猫科のハイエナ。
ハイエナも強靭な顎をもつ動物ですので、ライオンに万が一も考えられます。よほど切羽詰まっていたのでしょう。
さて、チーターに狙いを定めたライオンは、近づいてから一気に仕留めに走ります。
狙いを定めて襲い掛かる様子。さすがに脚の早いチーターでも、トップスピードに行く前に追いつかれてしまったようです。
いつも警戒をしながら草を食んでいる草食動物に比べるとやはり反応が鈍い感じがしますね。
肉食動物ってどんなに空腹でも草を食べたりしないよね。あれは、草をちゃんと消化して栄養が摂取できないからなんだ。でも、肉食動物のなかでも草を食べるようになった奴がいるんだよ。それがご存知パンダ。パンダは熊。つまり肉食動物の内臓器官を持っているので本来草を消化できないはずなんだ。でも笹を食べて消化酵素を得ることで草食動物になったんだよ。だからパンダは肉も食べれるし、いつ肉食になってもおかしくないんだそうだ。