その愛らしい動作や可愛いらしい顔つきで、動物園でも人気のプレーリードッグ。しかし、野生に暮らすプレーリードッグたちは、いつも危険と隣り合わせです。
今回そんなプレーリードッグに元にやってきたのは1匹のガラガラ蛇。そのガラガラ蛇に立ち向かう1匹の勇敢なプレーリードッグと、その敵の驚異を知らせるための伝達行動が、あまりに可愛すぎたので紹介です。
野生のプレーリードッグたちはアメリカの草原地帯に生息しています。土に穴をほり巣穴とし、一夫多妻制という精度の中、コテリーと呼ばれる群れで暮らすプレーリードッグたち。特徴的なのは、この2本足で立っているこの姿ですよね。
この群れにやってきた驚異が「ガラガラヘビ」。全長なんと240cmにもなる大型の蛇です。
見た目は似ているものの、マングースのような力がないプレーリードッグ。しかし、1匹の勇敢なプレーリードッグが立ち向かいます。
攻撃の出来ないプレーリードッグにとって、立ち向かうといっても、適度な距離を保ちながら蛇とにらみ合うことしか出来ません。
しかし、蛇の目当ては巣穴のこどもたち。逃げることは許されません。
ジリジリと迫り来る蛇の驚異に、プレーリードッグは危険を伝達し始めます。撤退命令のようなものでしょうか。
最前線にいる1匹の伝達を受けたプレーリードッグは、第二陣がさらに後方に合図を送ります。一斉に立ち上がり鳴くプレーリードッグたち。
それもそのはず。
こんな広い草原にいるわけです。正確に情報を伝えなければいけません。この点々としているのはすべてプレーリードッグです。
続いて第3陣が動きました。これはキレイにウェーブをしていますね。
そして最後方まで情報がやってきました・・・
きっとこの子たちが1番力がないのでしょう。
伝達するものの、勢いあまって・・・・
ステーン!!
・・・こんな可愛らしい生き物たちがよく生存競争で残ってきたと涙ぐむレベルです。
無事に伝達もでき、きっと蛇の驚異を賢く切り抜けたことでしょう・・・
ガラガラヘビとプレーリードッグ