海の中で、サメと方を並べるもっとも優秀なハンターであるシャチ。
このシャチから逃げるためであれば、捕食される側の生き物達は多少のリスクは問いません。
photo by Pavel Lunkin
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一隻のボートで繰り広げられる光景。なかなか貴重な映像なので紹介します。
ボートに下にいるのは数匹のシャチ。
ボートと戯れているかのように泳いでいます。
「お腹撫でて」とでも言っているかのようにボードにお腹をくっつける様子は、やはり賢く可愛い生き物だなという感じです。しかし、それは捕食対象となるほかの生き物にとっては別の話。
シャチがうようよいる場所に1匹のラッコが迷い込んでしまいました。
シャチにスピード、狩り能力では、狙われたら逃げる術はないでしょう。
ボートの近くで右往左往するラッコ。するとすぐそばでシャチが攻撃を仕掛けます。迷った挙句にこのラッコのとった行動は「人間のボートに乗る」ということ。
人間のリスクを考えるよりも、目先の敵から逃げることが最優先でしょう。このラッコのとった行動は当たり前といっては当たり前。それでもこんな行動をされたら、ほって置けなくなりますよね。
こうやって人間の船に逃げ込むのはこのラッコだけではないんだ。例えばこのアシカ→シャチから逃れようと撮影クルーの船に必死で乗ろうとするアシカ。そしてペンギンも→シャチに捕食されそうになったペンギンの行動の動画。みんな命を守るのに必死。当然の行動だよね。